2011年1月16日日曜日

Vala でプログラムを書く。

いろいろと影響を受けて、Java や C# に似ている、Vala (wikipedia に日本語版の記事がない。作ったほうがいいな) をちょっと勉強してみました。
Vala についてはこちら (ValaによるGNOMEアプリケーションのプログラミング) がわかりやすいと思った。

環境は ubuntu 10.10 上で。とりあえず、Vala で書き、コンパイラ (valac) でコンパイルして、文法を学ぶこと、を目標に。



(1) Synaptic で 「valac」を探し出して、インストール。

現在、valac-0.10 が管理されています。2011.01 時点で、0.11.3 が最新でそちらを使ってもいいですが、とりあえずそのまま使いました。


(2) Valac のインストールの確認

アプリケーション -> アクセサリ 等から、ターミナルを開き、

$ valac --help

を実行してみて、インストールを確認(このコマンドでヘルプが表示されます)。


(3) web 上の (他のライブラリを使っていない) サンプルプログラムをかたっぱしから見てみて、実行してみる。

こちら (「猫でも分かるC#プログラミング」はValaで使えるか) が簡単かつわかりやすく、参考になりました。特に C# や Java を学んだことがある方にはおすすめです。

xxx.vala をテキストファイルで作成し、サンプルプログラムをコピー。

$valac xxx.vala

でコンパイルして、できた xxx を

$./xxx

で実行。各種サンプルプログラムのコードの意味を考えながら、上記を繰り返す。


(4) Vala の他の文法等について勉強。

このチュートリアルが良いです (Vala Tutorial、英語です)。読みやすいです。
チュートリアル集はこちら。参考になります。


以上で、ある程度のことは Vala で出きるようになったかなと思います。Gtk 等の他のライブラリを用いた場合については、後日また。

Vala は日本語で説明しているサイトが少ないため、やや学びにくい状況かなと思います。
特に、linux などでプログラミングをしてきた人向けの情報は少しありますが、プログラミング経験が浅い人向けの情報は少ないかもしれません。
この記事が、そういう場合の役に立てればいいけれど。