前回(Vala でプログラムを書く。) のつづき。
Vala の使い方が分かってきたので、他のライブラリを使ってみたり、GUI アプリケーションを作ってみるために、Gtk を使ったサンプルを動かしてみる。
たとえば、こちら (Vala GTK+ Examples) の一番上のサンプルコードをコピーして vala ファイル (gtk-hello.vala) を作成し、以下でコンパイル (コンパイル等については、前回:Vala でプログラムを書く。参照)。
$valac --pkg gtk+-2.0 xxx.vala
コンパイルする際には gtk 2.0 が必要になります(ない場合、「gtk/gtk.h: そのようなファイルやディレクトリはありません」等エラーが出ると思います)。
Ubuntu 10.10 環境では、Synaptic で「libgtk2.0-dev」を入れたら、コンパイルできました(libgtk2.0 自体は入っていたようです)。Synaptic 便利。
実行すると、以下のようなウインドウができます。GTK を使えば、ちいさめのアプリケーションならある程度作れそうですね。
Vala で gtk2.0 アプリケーション。hello world。ウインドウ内にはボタンがあります。
Vala で gtk2.0 アプリケーション。hello world。ボタンをクリックした場合。
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