2011年3月2日水曜日

用語:粗結合と疎結合について

以前の人と人とのつながりに関する記事(Twitter と飲みニケーション人のつながりにおける密結合と粗結合)でつかっている「粗結合(そけつごう)」 について。

以前の記事で書いた、「そけつごう」は、loose coupling の日本語訳として?、プログラミングの世界でよく用いられ、「システムの要素どうしの連関が、互いに交換可能である程度に緩いこと。」などのような意味で用いられています。この際、漢字表記は、「疎結合」と書くことが多いようです(「粗結合」とも書くようですが)。
プログラミング上での意味の、相互に依存しない関係は、確かに質的に「結合が強くなく、疎である」と考えられるので「疎結合」でもあっていると思います。ただ、この表記だと「結合の数が少ない、あまりない」ともとれてしまう気もします
個人的に前の記事で述べている "人のつながりの「密結合」と「そけつごう」"では、とくに後者に取られてしまう可能性が高いので、どちらかというと「粗結合」と書いたほうがいいかなと思っています。

人のつながりにおいては、数が少ないというより、結合の密度というか束縛度が低いという感じ。

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